総量規制の対象

総量規制は、個人の過剰借入を防ぐために設けられた規制で、主に以下のような借入が対象となります:

対象となる借入

  • 貸金業者からの個人向け借入
  • 消費者金融業者からの借入
  • カード会社や信販会社からの借入
  • クレジットカードのキャッシング枠

総量規制では、これらの借入の合計額が年収の3分の1を超えないように制限されています

対象外となる借入

一方で、以下のような借入は総量規制の対象外となります:

  • 銀行カードローン
  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • 高額療養費を支払うための借入
  • 有価証券を担保とする借入

注意点

  • 総量規制は1社ごとではなく、すべての借入先での利用可能枠の合計額に適用されます
  • 新規でカードローンを契約したり、利用可能枠を増額したりする際には、既存の借入残高も考慮されます

総量規制は利用者を過剰な借入から守るためのものですが、必要に応じて例外的に認められる借入もあります。借入を検討する際は、自身の返済能力を十分に考慮し、計画的な利用を心がけることが重要です

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